真心堂(まごころどう)

場合別、お仏壇のお手入れの際に気をつけたい事

ご先祖さまを供養するために必要なお仏壇は、普段からお手入れをして綺麗に保つ事が大切です。しかし間違ったお手入れ方法を行ってしまうとお仏壇の不具合を引き起こす原因となってしまいます。ご自身でお手入れを行う際は、気をつけたいポイントを意識して行うように心掛けましょう。

塗り部分のお手入れをする際について

塗り部分のお手入れは湿気のない晴れた日に行うようにしましょう。塗り部分は乾いた布や漆塗り専用の布で乾拭きを行いますが、変色の原因となる化学ぞうきんを使用しないように気をつけましょう。ツヤ出しクリームを使う際は市販されているクリームの質により使用方法が異なるため、必ず説明書を読む事が大切です。また、水をこぼしてしまった場合はすぐに柔らかい布かティッシュペーパーで抑えるように水を吸い取ってください。

金具のお手入れや引き出しなどの開閉

金具は塩分によって劣化するおそれがあるため、汗ばんだ手で触れないように注意してください。不注意などにより手で触れてしまった場合は、緑青の原因となってしまう場合があるので柔らかい布で拭くようにしましょう。また、引き出しは丁寧に扱わないと金箔や漆が剥がれてしまいます。手掛けに指先をかけて浮かすように開閉する事がポイントです。障子を開閉する際も丁寧に行うように気をつけましょう。

火を使った際の後始末

マッチなどでロウソクや線香に火をつけた場合、その消しがらをそのまま置いていたりすぐにゴミ箱に入れたりするよりもマッチ消しとなる壺などの入れ物に入れておく事が安全です。仏壇の灯明が電気式の場合は外出時や就寝時は消して、定期的に漏電していないか点検を行いましょう。

お仏壇は長く使うためにお手入れをする事も大切ですが、不具合が起こった場合はプロに修理を依頼する事をおすすめします。お仏壇は年月や環境によってがついたり汚れが目立ったりする事もありますが、無理に自分で修理を行うとさらに劣化させてしまう原因となる可能性があります。

そのため、修理を行う際は技術と信頼があるプロにお任せください。当社ではお仏壇の修理に関するお見積もりは無料で行っておりますので、長野県や新潟県にお住まいの方はぜひご利用ください。

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