真心堂(まごころどう)

お仏壇修理の際の法要

伝統的なお仏壇は補修して使う事を前提に造られているので、買い替えよりも修理を依頼する事をおすすめします。
お仏壇修理の際には、魂抜きと魂入れの儀式をおすすめします。

魂抜きと魂入れの儀式

修理やお引越しなどでお仏壇の持ち運びが必要な際には、魂抜き・魂入れという儀式を行ないます。お仏壇にはご先祖様の位牌やご本尊が安置されています。故人の魂が宿るお仏壇は丁重に扱う必要がありますが、持ち運びが必要になると丁重に扱うというのは難しいものです。

そこでご先祖様やご本尊にお仏壇から離れていてもらう魂抜きの儀式を行ないます。そうする事で気兼ねなく持ち運びできるようになります。また、お仏壇をご自宅に再度設置する時には魂入れの儀式を行ない、ご先祖様やご本尊を呼び戻します。

魂抜き・魂入れをするまでに

魂抜きと魂入れは法要になりますので、お坊さんを呼びお経をあげてもらいます。一般的にお寺の檀家であればそのお寺に、特定のお寺の檀家がなければ信仰している宗派のお寺に依頼しましょう。だいたい1ヶ月前後を目安に依頼し、日程を調整しておくと安心です。

法要ではお布施が必要になりますが、料金に関してはご住職にご相談ください。宗派によってはお車代や茶湯料が必要な場合もありますが、その場合はお布施代と一緒に渡して一言添えるといいでしょう。また、行なう際には数珠、仏花、線香、ろうそくを準備します。法要ですので、それに適した服装で行ないましょう。

魂抜きと魂入れは、法律や規約などがあるわけではありませんので、必ずやらなければならないというわけではございません。各ご家庭の信仰や状況に合わせて判断してください。

長野新潟・岐阜のお仏壇修理なら当社にお任せください。当社ではお仏壇のお掃除・修理を承っております。歪みが気になるや破れた障子、ペットなどによってつけられたも綺麗にし、大切なお仏壇をお洗濯いたします。

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